誰もが生き生きと輝き、自分らしくいられる“居場所づくり”を広げる活動として、私たちは次の3つの事業に取り組んでいます。
<こども食堂支援>
※こども食堂とは・・・子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。「地域食堂」「みんな食堂」という名称のところもあります。(全国こども食堂支援センター むすびえによる定義)
誰でも気軽に立ち寄ることができ、みんなが好きなことを話しながら、食事をとることができる場所です。ひとりで食事をしなければならない子どもたちの居場所として、子ども食堂の役割は今後さらに重要になっていきます。私たちは、こども食堂を開設したいという方向けの相談会や、運営資金を助成するなど、開設のお手伝いや運営のご相談に応じています。
SDGsでは “誰一人として取り残さない”がスローガンとされています。家にしか居場所を持たない不登校のこどもたちのための居場所「ひだまりスペース」を2023年5月に開設・運営しています。そこでは自分らしくいられる場所を目指し、自分の好きなことをしたり、新しいことにチャレンジしたりしています。ひだまりスペースはこどもたちの自己肯定感を育むことを大切にし、自分らしくいられる場所になることを目指しています。
<シェアマーケット「みんなのマルシェ」(フードパントリー)>
和光市は南北に広がる半径2キロほどの比較的小さな街です。この街に、昔の“おすそわけ”のような文化を取り戻し、支え合える地域づくりをするというのがシェアマーケットの目的です。この取り組みがうまく循環していけば、結果として、SDGsが掲げる“フードロスの低減”にもつながると考えています。
いずれの活動も、心の居場所となり得る場を広げていくことが目的です。そこでなら、誰もが生き生きと輝きを取り戻すことができ、安心して気兼ねなく過ごすことができる。そんな“居場所”を少しずつでもいいから増やしていきたい。
「Third Place for All」・・・・あらゆる人が集うことができて、誰もが心豊かに過ごせる場所をつくりたい。それが私たちの想いです。
NPO法人わこうフードネットワーク
代表理事 関口ひさ子
